とある日の職員日記:私の変化利用者様との関わりを通して | 札幌の訪問看護リハビリテーション白ゆり

Episode

白ゆりのエピソード

とある日の職員日記:私の変化利用者様との関わりを通して

訪問看護リハビリステーション白ゆり中央

H.S

 

私が白ゆりに入職してから早いもので、半年が経とうとしています。

 

元々私は病院勤務時代、がん看護、緩和ケアを中心とした病院で勤めていたこともあり、
ありがたいことにこの度、がん終末期の利用者様を担当させていただきました。
悪性リンパ腫の菌状息肉症という非常に珍しい疾患の方で、
訪問では皮膚処置がメインとなっていました。

 

私が関わらせていただくことになった頃には既に腫瘍は広範囲で、とても苦痛が強い状況にありました。
訪問の中で貼付剤など色々と相談しながら、利用者様と一緒にガーゼを切り、当て方を考え、たくさん相談しながら、
主治医の先生とも連携を図り、少しでも苦痛が軽減し自宅で良い時間過ごせるよう関わって参りましたが、
徐々に病状は進行し、先日ご家族の見守る中、お看取りになりました。
その後、ご家族様よりご本人の集大成の2枚の絵が添えられたお手紙をいただきました。
「恵み」「感謝」とそれぞれの絵に名前がつけられており、恵みは春や夏、感謝は秋や冬を締めている四季の絵であり、
頂いた絵からも利用者様の素敵な人柄や優しさがとても伝わってきました。

 

ご自身のことは多くは語らなかった方でしたが、辛いことも大変なこともおそらく本当にたくさんあった中で、
利用者様をはじめご家族様もいつも私たちを笑顔で迎え入れて下さり、暖かいお言葉をかけていただきました。

 

利用者様からたくさんの学びをいただき、暖かい優しさに触れて、
共に時間を過ごせたことに本当に感謝しています。このように一人一人の利用者様とじっくりと関わり、病気のことだけでなく、
人生の先輩として関わりの中でたくさんの学びを得られることが改めて訪問看護の魅力だと感じました。
この経験をこれからの看護に活かしていけたらと思います。

 

「恵み」                                          「感謝」