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【インタビュー】20代で挑戦した訪問看護で実感した、その人の生活に合わせた看護のやりがい

Kさんは呼吸器科病棟で5年間の経験を積み、退院後の患者さんの生活に関心を持ったことがきっかけで訪問看護に興味を持ち、2025年7月に白ゆりへ入職しました。
訪問看護は初めての挑戦。約半年の新人教育を経て一人立ちへの一歩を踏み出しているKさんに、これまで学んだことや、やりがいについて伺いました。
訪問看護リハビリステーション白ゆり 発寒所属 M.Kさん
2025年7月1日入社 訪問看護師として従事し、札幌市・西区近郊のご利用者さまを担当
2分でわかる!白ゆり訪問看護の働き方
目次
職場見学会を通じて、白ゆりなら「安心して働ける」と感じた
——Kさんの前職は病院でしたが、訪問看護に興味を持ったきっかけは何でしたか?
もともと急性期の病院で5年間、呼吸器科病棟に勤務していました。病院で働くなかで、患者さんから「家に帰りたい」という声や、退院後の生活に対する不安を聞くことも少なくありませんでした。
そうしたなかで退院カンファレンスで訪問看護師さんのお話を聞くうちに、退院された患者さんの生活への関心が深まったことが訪問看護に興味を持ったきっかけです。
「実際に自分の目で見て、挑戦してみたい」と思うようになり、訪問看護への転職を考えるようになりました。
——白ゆりに転職を決めた理由を教えてください
訪問看護は学生時代の実習で経験した程度だったので、訪問看護師として働くイメージが湧かず、不安を感じていました。
白ゆりの職場見学会では、どのような利用者さんがいるのか、どのようなケアを行っているのかを具体的に教えていただき、教育体制についても一人立ちへの流れを丁寧に説明してもらえたことで、働くイメージを持つことができました。
また、札幌市内に複数の事業所を展開している点から、組織としての基盤も安心感があり、白ゆりを選びました。
——面接ではどのようなお話をしましたか?
面接では、志望動機のほか、これまでの経歴について詳しくお話しました。どのような手技を経験してきたかや、未経験の分野は何かといった点も確認していただきました。
私はずっと呼吸器科だったのでストマの交換などは未経験でしたが、そうした実務的な部分についても確認してもらえたことが印象に残っています。未経験の分野についても、前向きに取り組めそうだと感じました。
レクチャーを受け、少しずつ学びながら一人立ちへ

——入職後に受けた新人教育について教えてください。
入職後、最初の1~2カ月は同行訪問を中心に行いました。さまざまな先輩に同行させてもらい、ケアの様子や利用者さんへの接し方などを細かく見させていただきました。
ある程度慣れた段階で、逆同行訪問(※)も行いました。実際に自分が主体となってケアを行い、その様子を先輩に見てもらいながらフィードバックをいただけるので、少しずつ自信につながっていったと感じています。
※逆同行訪問…新人が主体となってケアを行い、先輩がサポートにつく訪問形態
——業務の中で「大変だ・難しい」と感じるものはありますか?
介護保険や医療保険などの制度を理解することです。訪問看護のサービス提供の流れも分からなかったので、一から勉強するしかありませんでした。
ただ、先輩方は座学だけでなく、実際の新規依頼に沿ってレクチャーしてくださいます。「この方はこういう病気があるので、この制度が適用になる」とか「上限が変わる場合は、この仕組みを使う」といったように、利用者さんの状況と結びつけて教えてもらえるので理解しやすいです。
分からないことがあれば、所長や先輩にすぐ相談できるので、焦らず少しずつ覚えていければと思っています。
——4カ月目でオンコールも経験すると思いますが、実際にやってみていかがでしたか?
4カ月目で平日のオンコールを担当し、5カ月目には週末(金・土・日)のオンコールも経験しました。週末は電話が鳴りましたが、実際に出動するケースではありませんでした。
——ちなみに、どのような内容のオンコールでしたか?
せん妄のある認知症の利用者さんについて、ご家族から「落ち着かない様子だ」と相談を受けました。長男さんが様子を見に行ったところ眠れているようだったため、いったん様子を見るという判断になりました。
初回のオンコール対応については、所長が一緒に状況を確認しながら進めてくださったので、判断の流れを実際に経験しながら学ぶことができました。
白ゆりはオンコールの回数が少ないので、そこまで強い負担もかかっていないと感じます。
——訪問看護と病院で違いを感じる点はありますか?
訪問看護は利用者さんのお家でケアを行うので、治療だけでなく生活全体を重視する点で違いを感じています。
例えば服薬管理一つとっても、病院では決められた時間に薬を飲みますが、お家だとその方の生活に合わせて服薬のタイミングを調整する必要があります。
また、ご自宅ごとのルールもあり、過去には「ベッドの柵には触れないでほしい」というご希望がある方もいらっしゃいました。そうした注意点は、同行訪問や代行訪問の前に担当者から引き継ぎがあるため、共通したケアを提供できていると感じています。
利用者さんが安心・安全に暮らせる場を支えていきたい
——訪問看護といえば、多職種との連携も多くなりますね。
そうですね。訪問看護師は、関連職種との情報共有や利用者さんとの橋渡しを行う役割もあるので、難しいと感じることもあります。特に白ゆりでは、地域のケアマネジャーさんへ顔出しを行っているのですが、私は名刺交換も初めてだったので、「ケアマネさんと何を話したらいいんだろう?」と不安に思っていました。
ただ、最初は先輩と一緒に訪問したり、タイミングが合えばスタッフ同士で行くこともできます。実際に利用者さんを担当するようになると、ケアマネジャーさんとも共通の話題が増え、少しずつ話せるようになりましたね。
やっぱり顔を見た方がお互いの雰囲気や考えが分かるので、顔出しは大事だなと感じています。
——安心につながったサポートについて教えてください。
常に周りに相談できる環境があることは、大きな安心につながっています。発寒はスタッフの人数も多く、事業所に戻ると誰かしらがいるので、ちょっとしたことでも相談しやすい雰囲気です。
プライベートで一緒にご飯に行くこともあり、コミュニケーションが取りやすいと感じています。
また、アプリを使った連絡体制が整っている点や、ケアの手順書などをまとめたデータベースが共有されている点も心強いです。そうした情報を確認できるので、1人で訪問する際も大きな不安はなかったです。
——今年1年の目標はありますか?
入職してまだ1年未満ということもあり、一人立ちとしては正直まだ不安が残っています。「この不安はなんでだろう」と考えたときに、やはり1人での判断や柔軟性の面で不安があり、それは利用者さんへ提案できる引き出しが、まだ十分ではないからだと思います。
だからこそ、今後も先輩に相談しながら、さまざまな考え方や対応の方法を吸収し、学びを深めていきたいです。
利用者さんが住み慣れたお家で長く過ごせるように、その方に合った提案やケアができたらなと思います。利用者さんが安心・安全に生活できる場を、これからも支えていきたいですね。
勉強することは多いですが、その分やりがいもあります。その方に合わせた看護ができているという実感は、病院で働いていたときよりも強いかもしれません。想像以上ですね(笑)。
——ありがとうございます。最後に、訪問看護への転職を迷っている方に向けてメッセージをお願いします。
迷っている方の多くが、訪問看護で働くイメージが湧かない部分に不安を感じているのではと思います。そういった方は、実際に訪問看護で働いている人の話を聞いてみるのが、一番分かりやすいのではないでしょうか。
白ゆりは職場見学会で話を聞けるので、気になる方はぜひ参加してみてください。一度話を聞いてみることで不安も和らぎ、訪問看護に挑戦してみようと一歩を踏み出しやすくなると思います。
白ゆりリレークエスチョン:もし1日だけ別の職業になれるとしたら?
「笑顔で、むすぶ、おもてなし」から考案した職員同士でむすぶリレー企画の第十四弾です。今回は、北30条事業所のOさんの質問に答えていただきます!
北30条事業所・Oさんのインタビュー:医療事務もチームの一員。訪問看護を支える「CS」という働き方
【Oさんのコメント】
私は結婚式が大好きなので、ウェディングプランナーになってみたいです。もし私がウエディングプランナーだったら、結婚式をとことん盛り上げて、いろんな人を感動させたいと思います!
そうですね。看護師になる前、中学生のころとかは美容師さんにちょっと憧れていたので、美容師さんはやってみたいですね。人の髪のカットをやってみたいです。
——NEXT:自分を動物に例えると?
私は……猫でしょうか。どんな動物に例えられるのか、興味があります!
※本記事は取材時(2026年1月14日)のもので、記載情報は現在と異なる場合がございます。
白ゆりでは一緒に働く仲間を募集中です
訪問看護リハビリステーション白ゆりでは、地域医療を一緒に支える訪問看護師・理学療法士・作業療法士を随時募集しています。
- 在宅医療の現場に興味がある
- 自宅で療養する利用者さまの生活を支えたい
- 主体性を持って働く仕事がしたい
など、訪問看護に興味のある方は、ぜひ職場見学会にご参加ください。皆さまのご応募をお待ちしております。
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編集部
訪看オウンドメディア編集部
訪問看護師として働く魅力をお伝えすべく、日々奔走する白ゆりのWebメディア担当。
ワークとライフに役立つ記事を中心に、訪問看護に関するさまざまな情報を発信しています。