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資格がなくても始められた。訪問看護を支える医療事務という選択肢

訪問看護における医療事務は、看護師やリハビリ職を支える欠かせない存在です。 白ゆりでは、医療事務職員を「CS(コミュニケーションスタッフ)」と呼び、丁寧な電話対応でお客さまに笑顔を届けています。
北30条事業所に所属するAさんは、働きやすさを実感しながら日々やりがいをもって働くCSさんです。今回は、Aさんの転職のきっかけや仕事内容、白ゆりの雰囲気についてお話を伺いました。
訪問看護リハビリステーション白ゆり 北30条所属 Y.Aさん
2021年4月15日入社 CS(コミュニケーションスタッフ)として従事し、北30条にてスタッフのサポート役を担う
2分でわかる!白ゆり訪問看護の働き方
目次
スタッフの笑顔が印象的だった——「ここで働きたい」と思えた瞬間
——まず、これまでの経歴を教えてください。
調理師免許が取得できる高校に通い、卒業後はパン屋で販売店員として働いていました。その後、美容皮膚科クリニックで受付事務として約3年間勤務し、白ゆりに入社しました。
——もともとは調理系だったんですね。なぜ医療事務に?
当時勤めていたパン屋はシフト制で、朝から夜9〜10時までの勤務が続く不規則な生活だったため、体調面に支障が出てしまいました。そのことがきっかけで事務職での働き方を考えるようになり、クリニックに転職したんです。
ただ、コロナの影響もあって職場環境が不安定になり、長く働くのが難しいなと感じて退職しました。
私は医療事務の資格を持っておらず、クリニックでの仕事は自費診療が中心でレセプトの経験も少なかったので、経験優遇の医療事務での仕事がなかなか見つからず……。
どうしようかと考えたのですが、白ゆりは資格がなくても挑戦できると知り、思い切って応募してみました。
——白ゆりのどんなところに魅力を感じましたか?
地元に白ゆりの介護施設があったので、もともと会社の存在は知っていました。
知っている施設だったという安心感もありましたし、ホームページからもスタッフの皆さんが笑顔で働いている様子が伝わって、「私もここで働きたいな」と感じたんです。
面接時も、スタッフの方が笑顔で挨拶してくれたのが印象に残っています。
また、長く働ける職場を探していたので、雰囲気の良さだけでなく休日や待遇面も魅力に感じました。
覚えることは多くても、一から丁寧に教えてくれる環境がある

——担当している主な業務内容、1日の仕事の流れを教えてください。
出社後は、スタッフ全員で朝礼とラジオ体操、事業所の掃除を行います。その後は書類整理やデータ入力、物品補充などの事務作業をしながら、電話や来客の対応を行うのがCS(※)の主な業務です。
残業はほとんどなく、夕礼後は定時で退勤しています。毎朝、「やることリスト」にその日のスケジュールを立てているので、自分のペースで無理なく働けていますね。
月末から月初にかけては、レセプトの作成や請求書の発行、入金確認などの請求業務も行います。
※CS(コミュニケーションスタッフ):白ゆりにおける事務員の名称
| 時間 | 仕事内容 |
|---|---|
| 8:30 | ラジオ体操、朝礼、清掃 |
| 9:00 | 午前の業務・レセプト業務・電話対応・その他事務作業 |
| 12:00 | 昼休憩 |
| 13:00 | 午後の業務・レセプト業務・電話対応・その他事務作業 |
| 17:20 | 夕礼 |
| 17:30 | 退勤 |
——前職ではレセプト業務に関わる機会が少なかったとお話していましたが、仕事で戸惑いや大変さを感じることはありましたか?
同じ医療事務でも前職とは仕事内容は異なりますし、介護保険請求も初めてだったので、最初は戸惑いを感じました。
クリニックでは保険診療が少ないためレセプト業務は1日で終わっていましたが、白ゆりでは数日かかり、レセプト関連の業務量にも驚きましたね。
また、北30条は本店なので、サテライトの桑園・屯田のレセプトもまとめる必要があり、月末月初はかなり大変です(笑)
ただ、以前は紙でしたが電子カルテに移行したことでスムーズに進められるようになりました。
——保険関連の制度は覚えるのが大変ですよね。
そうですね。最初は「何のことだろう?」と疑問だらけで、制度自体も白ゆりに入ってから初めて知ったくらいでした。加えて、公費負担医療など幅広い制度を覚える必要があったので、その点は苦労しましたね。
ただ、基本から丁寧に教えていただけたので、安心して業務に取り組めました。
——逆に、転職して良かった点はありますか?
以前の職場では、診療や予約状況によって休憩のタイミングがずれたり、退勤時間が日によって違うこともあって、毎日が目まぐるしかったんです。
白ゆりでは、決まった時間に休憩を取れて定時に退勤できるので、プライベートの予定が立てやすくなった点はありがたい変化でした。
——入職後に受けた研修や教育の印象はどうでしたか?
入職後は、まず南郷事業所で研修があり、半月くらいかけて先輩CSさんから基本的な業務を教わりました。
その後、各事業所に配属されますが、配属後も新しい業務やわからないことがあれば、1人でできるようになるまで丁寧に指導していただけます。
また、SlackにCS専用のチャンネルがあり、情報共有や相談がしやすい仕組みが整っています。些細なことでも相談しやすく、安心して働ける環境です。
先輩だけでなく管理者や主任の方々も親身になって相談にのってくださるので、とても心強く感じています。
感謝の言葉がやりがいに。CSとして働く毎日の中で感じたこと
——仕事を通じてやりがいを感じるポイントはありますか?
やっぱり、一緒に働いているスタッフから感謝されるとCSとしてのやりがいを感じます。
以前、事務所内の物品を補充していたときに、「事務所の物品が切れたことがないのは、CSさんがいつも補充してくれているからですね」と言ってもらえたことがありました。
白ゆりではどんな些細なことでも感謝してもらえる雰囲気があって、それがとてもうれしいです。看護師やリハビリ職は訪問で事務所にいないことも多いのに、「ちゃんと見てくれているんだな」と思うと励みになります。
私としても、スタッフが気持ち良く働ける環境をつくりたいと身が引き締まる思いです。
——すてきですね。Aさんが所属する北30条はどんな雰囲気の事業所ですか?
笑顔の絶えない、明るい雰囲気の事業所だと思います。スタッフも話しかけやすく、日常的に情報共有をし合う場面をよく見かけますね。また、CSにも「何か手伝えることはある?」と積極的に声をかけてくれるスタッフが多く、私も日々助けられています。
北30条は稼働率が高く訪問件数も多いため、スタッフ全員がテキパキと効率よく働いているのも特徴ですね。
——CSさんから見て、どんな人が白ゆりに向いていると思いますか?
明るく元気なスタッフが多いので、そうした雰囲気で働きたい方には向いていると思います。また、訪問看護が好き・人と話すことが好きな方が多い印象です。
あとは、チームワークや情報共有を大切にできる方も、白ゆりの職場には合っていると感じます。
——ありがとうございます。最後に白ゆりへの転職を考えている方にメッセージをどうぞ。
私自身、訪問看護の医療事務は初めてで不安も大きかったのですが、白ゆりはサポートが手厚く、相談もしやすい環境なので安心して働けると思います。
CSも職場見学会に参加できますので、興味のある方はぜひ一度話を聞きに来て、白ゆりを知ってもらえたらうれしいです。
白ゆりリレークエスチョン:長時間座っての事務作業で気をつけていることは?
「笑顔で、むすぶ、おもてなし」から考案した職員同士でむすぶリレー企画の第十二弾です。今回は、新さっぽろ事業所のSさんの質問に答えていただきます!
新さっぽろ事業所・Sさんのインタビュー:リハビリから日常に楽しみを。人との関わりで見つけた訪問看護の魅力
【Sさんのコメント】
事務作業だと、8時間ほとんど動かないこともあるじゃないですか。腰とか肩とか痛くなると思うので、そのときの予防法や対策はあるのか知りたいです。
私は首と肩が凝りやすいので、首や肩を回したり、背筋を伸ばしたり、座ったままできる軽いストレッチを行っています。
そして家に帰ったら、筋膜ローラーでほぐすようにしています。血流を促すために普段から運動もした方がいいのはわかっているのですが、苦手なのでストレッチだけでなんとか頑張っています!
——NEXT:休日はどのように過ごしていますか?
私は予定がない日はずっとゴロゴロしています。充実した過ごし方を知っていたら教えてほしいなと思います。
※本記事は取材時(2025年9月17日)のもので、記載情報は現在と異なる場合がございます。
白ゆりでは一緒に働く仲間を募集中です
訪問看護リハビリステーション白ゆりでは、地域医療を一緒に支える訪問看護師・理学療法士・作業療法士を随時募集しています。
- 在宅医療の現場に興味がある
- 自宅で療養する利用者さまの生活を支えたい
- 主体性を持って働く仕事がしたい
など、訪問看護に興味のある方は、ぜひ職場見学会にご参加ください。皆さまのご応募をお待ちしております。
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編集部
訪看オウンドメディア編集部
訪問看護師として働く魅力をお伝えすべく、日々奔走する白ゆりのWebメディア担当。
ワークとライフに役立つ記事を中心に、訪問看護に関するさまざまな情報を発信しています。