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【研修レポート】白ゆり訪問看護事業部の採用時研修に参加してきました

【研修レポート】白ゆり訪問看護事業部の採用時研修に参加してきました

お正月休みが明け、新年の始まりに胸がおどる季節です。訪問看護リハビリステーション白ゆりには、新たに12名のスタッフが入社しました。

新人スタッフがまず最初に受けるのが、2日間にわたって行われる採用時研修です。訪問看護の基本的な考え方や知識を学び、その後の同行訪問を通じて少しずつ仕事を身につけていくための下地になります。

2026年1月5日に行われた採用時研修に、メディア担当者も参加してきました。本記事では、2日間の様子をダイジェストでお届けします。

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1日目|訪問看護の土台を学び、白ゆりの方針を知る

研修の様子

研修は南郷事業所のホールで実施。札幌のスタッフ10名は現地で、函館のスタッフ2名はオンラインでの参加です。

1日目は、訪問看護の総論や白ゆりのこだわりなど、これから訪問看護師として働くにあたって押さえておきたい基本的な内容を中心に、理解を深める時間となりました。

はじめに

まずは、白ゆりの就業規則の案内からスタートし、続いて業務で使用する各種アプリについての説明が行われました。

白ゆりでは、職員の業務効率化を目的に、ICTの活用を積極的に進めています。メディア担当が普段使うのはパソコンと写真撮影用のiPad程度ですが、訪問看護事業部では用途に応じてアプリを使い分けています。

この時間では、アプリのダウンロードとログイン方法までを確認。具体的な操作方法については、2日目の研修で詳しく説明されました。

訪問看護の仕事について

午後からは、訪問看護の仕事内容や役割、訪問時の心構えについて学びました。講師を務めたのは、白ゆり訪問看護事業部の副部長。現場でよくある事例を交えながら、「訪問看護とはどんな仕事なのか」を具体的に説明しました。

その中でも特に印象に残ったのが、在宅における予防的ケアの重要性についてのお話です。

訪問看護は週1~2回の訪問が基本。訪問以外の時間は、利用者さまやご家族で生活を続けていくことになります。だからこそ、看護師がそばにいない日常も安全に暮らせるよう、訪問時のアセスメントや指導が重要になります。

入院をきっかけに、在宅に戻れない方も少なくないそうです。そうした事態を防ぐためにも、「入院させないための支援」は訪問看護師の大切な役割であると副部長は話しました。

最後に、「困ったことがあったら、すぐに所属長や仲間に相談してください。一人で悩まず、みんなで支え合いながら頑張っていただけたらと思います」という言葉が、新人スタッフに向けて伝えられました。

白ゆりが大切にしていること

このセッションでは「訪問看護リハビリステーション白ゆりのこだわり」について、訪問看護事業部長から説明がありました。

“こだわり”と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、これは白ゆりの訪問看護・リハビリテーションの特徴や「自分たちはこうありたい」という方針をまとめたものです。

地域の専門職として、利用者さまにどう向き合うのか。日々の判断や行動の軸となる考え方や価値観は、白ゆりが目指す「利用者さまに寄り添ったサービス」を提供するための指針でもあります。

白ゆりの訪問看護のこだわり
項目ごとに分かれています

白ゆりでは、こうした考えを忘れないために、業務開始前の朝礼でこの“こだわり”を読み上げています。

今どき朝礼は必要ないという考えもありますが、部長の「人って、どうしても忘れてしまうものです。だからこそ、自分たちが大事にしていることを忘れないために、毎朝読んでもらっています」という言葉に「なるほど」と思いました。

私自身も、毎朝経営理念を読んでるからこそ仕事で迷ったときに「会社としての方向性」を思い出し、次の一歩を選べています。多分、朝礼がなかったら忘れてしまうだろうな、とも思いました。

訪問時のマナーと“顔出しコミュニケーション”について

1日目の最後は、身だしなみや訪問時のマナーの講習と、電話対応・名刺交換の演習を行いました。

白ゆり研修 名刺交換の様子
名刺交換の演習の様子

白ゆりが大切にしている「顔出しコミュニケーション」とは、地域のケアマネジャーさんのもとへ直接足を運び、顔を合わせてご挨拶をする取り組みのことです。対面でのコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、利用者さまを支えるチームの連携力を高める目的があります。

訪問看護は利用者さまだけでなく、ケアマネジャーさんや主治医、ヘルパーさんなど、さまざまな関係職種と関わる仕事です。そのため、最低限のマナーやコミュニケーションスキルは欠かせません。

座学で一通りの説明をした後は、隣同士でペアを組み、電話対応や名刺交換の演習を実施。実践を交えながら、現場で必要となる対応を学びました。

2日目|より実務に近い研修内容へ

2日目からは、オンコール対応やiPadの操作など、より実務に近い研修内容に進みます。2日間で学ぶことは多いですが、皆さん集中力を切らさず、最後まで取り組んでいる様子でした。

オンコールについて

訪問看護のオンコールは、新人スタッフの多くが不安に感じやすい業務です。誰からの連絡なのか、どのような状態なのか、訪問すべきかどうかを、顔の見えない電話越しに判断する必要があります。

研修では、よくある事例をもとに、実際にどのような対応を行ったのかを説明しながら、オンコール対応への理解を深めました。

講義を担当した北30条事業所の所長は、「例えば座薬をさすだけでも、『それくらいご家族でできる』と判断するのではなく、『座薬をさして様子を見たいのですが、ご家族の方で対応は可能でしょうか』と、まずは聞いてみる。難しそうなら訪問する。そうした寄り添う姿勢が大切です」と話し、利用者さまやご家族の状況に寄り添った対応の重要性を伝えました。

訪問看護におけるリハビリの役割

訪問看護では、看護だけでなく、自立した暮らしを支えるためのリハビリテーションも行います。このセッションでは、リハビリ職の役割や仕事内容のほか、看護師によるアセスメント訪問について説明がありました。

リハビリ職と看護師は、それぞれの専門性を活かしながら連携し、在宅療養を支援します。「機能回復ばかりに着目するのではなく、生活全体を見据えた看護・リハビリを考えることが大切です」と、訪問看護で必要な視点について伝えました。

電子カルテの操作説明

白ゆり研修 電子カルテの使用説明

座学の後は、1日目に概要を説明した電子カルテについて、具体的な操作方法の説明が行われました。

白ゆりでは、スタッフ一人一人にiPadを貸与し、記録などはすべてデータで管理しています。利用者さまの正確な情報を共有することは、ケアの質を保つ上で欠かせません。

新人スタッフは手元のiPadを操作しながら、登録されている情報の確認方法や入力すべき項目、簡潔で分かりやすい記録を書くためのポイントを実践的に学びました。

電子カルテは記載項目も多く、最初は戸惑う場面も多いです。担当者からは、「いきなり一人で記録を作成することはありません。各事業所でもしっかりサポートするので安心してください」と伝えられ、操作に苦戦していたスタッフも、ほっとした表情を浮かべていました。

保険制度について

研修の最後は、訪問看護に関わる保険制度の基本を学びました。

毎年細かな改定が行われる保険制度は、知っておくべき範囲も広く、1日2日で理解しきれるものではありません。かくいうメディア担当者も、複雑な制度理解に四苦八苦することが多く……。今まで馴染みのなかった介護保険・医療保険の説明に、新人スタッフは真剣に耳を傾けていました。

基本的な説明に加え、「この利用者さんには、どの制度が適用されれるでしょうか?」といった練習問題も実施。

講師を担当したスタッフは「保険制度のフローチャートを確認する癖をつけ、少しずつ理解を深めていきましょう。分からないことは、その都度上司や先輩に相談してください」と締めくくりました。

採用時研修に参加してみて

今回、初めて2日間の採用時研修に参加して感じたのは、未経験者に配慮された内容であるということです。訪問看護や地域医療について勉強中のメディア担当者にとっても、訪問看護という仕事に取り組む上で必要な情報が整理されており、改めて理解を深める機会となりました。

研修に参加したスタッフは、それぞれの事業所に配属され、同行訪問を通じてより実践的なケアを学んでいきます。利用者さま一人ひとりに合わせた支援を行う中で、悩む場面も出てくるかと思います。

白ゆりには、周囲に相談しながら少しずつスキルを高めていける環境があります。研修中も「一人で抱え込まないこと」の大切さが何度も伝えられており、その姿勢が利用者さまへのケアの質につながっていくのだと感じました。

これからも訪問看護リハビリステーション白ゆりの取り組みを、お伝えしていきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

採用時研修とは別で行う「入社オリエンテーション」のレポートや、一人立ちまでの研修内容にまとめた記事は以下に掲載中です!

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編集部

訪看オウンドメディア編集部

訪問看護師として働く魅力をお伝えすべく、日々奔走する白ゆりのWebメディア担当。
ワークとライフに役立つ記事を中心に、訪問看護に関するさまざまな情報を発信しています。

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